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生命保険の成り立ちと歴史



生命保険の成り立ちは1400年代のイタリアで、奴隷に対してかけていた海上保険にまで遡ります。現在の生命保険制度の基盤となった実例を紹介します。

近代の生命保険

近代の生命保険

近代の生命保険の原型は、戦争や災害といった特別な例を除いた上で世代別の死亡率を算出したものから作られています。死亡しやすい年齢とその原因を割り出した結果、それぞれに応じた保険料を設定するというもので、天文学者であるエドモンド・ハリーが発案しました。年齢ごとに生存者と死亡者の数を調べ、まとめた表を生命表と呼びました。死亡率に基づいて保険料を支払い、必要なときが来たら給付されるという仕組みは、1762年のロンドンでジェームズ・ドドソンによって設立され、英国エクイタブル生命が発祥とされています。当時の生命保険は加入希望者には面接を設けて、そこでの印象を審査対象として加入者を選定していました。その制度に不満を持ったジェームズがエドモンドの作った生命表を下敷きに、保険加入の条件を新たに設けました。1600年代では、牧師たちが互いにお金を出し合い積み立てることで、葬式の費用に充てていました。これは香典前払保険の前身になったと言われています。

労働者向けの生命保険

かつて生命保険は、牧師や資産家にだけ浸透している特殊な制度でした。しかし19世紀中頃になると、産業革命の影響で大量の労働者が生まれ、稼ぎ手が亡くなった家庭の生活に支障をきたす事例が多く出てきました。保険会社のプルーデンシャルローン保険組合はこれを受けて、少額の保険料で加入できる労働者向けの生命保険を販売しました。カナダでは労働者向けの生命保険を国策で導入しており、これが母体となったマニュライフ生命保険は日本にも進出しています。

日本の生命保険の成り立ち

日本では1868年に福沢諭吉が海外の生命保険の制度を国内に紹介しました。1880年に国内最初の保険会社である日東保生会社が設立されます。当時の日本では輸入してきたばかりの生命保険制度に対する関心が薄く、倫理的に問題のある商売だとしてなかなか浸透しませんでした。そのため日東保生会社はすぐに倒産してしまいますが、1881年には、現在まで経営を続ける有限明治生命保険会社が設立されます。第二次世界大戦の影響で徴兵が行なわれていた時代には、徴兵保険という制度がありました。子どもを幼い頃から加入させておくと、徴兵されたときに保険金が給付されるという制度だったと推測されています。そして、第二次世界大戦のあとは外資系の保険が多く参入しました。