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損害保険の成り立ちと歴史



損害保険は事故など不測の事態で生じた損害に対して補償を適用する保険です。損害の大きさによって補償額が変わってくるところが生命保険との大きな違いで、海上貿易に取り組む商人たちによって生まれたとされています。

損害保険の前身

損害保険の前身

古代ギリシャでの海上輸送では嵐などに直面した際、積荷を捨てることもありました。その損害を船員側だけが負担することを防ぐために、荷主と船員で負担を分かち合うという制度が生まれ、これが損害保険の起源となりました。14世紀イタリアの商人たちが行なっていた冒険貸借という制度は、船主が船に積む荷物を担保に商人から資金を借り、無事に航海が成功した場合は借りた額に利子を加えたものを返却するというものでした。もし海難事故に遭ったなどして、船の乗組員たちに被害が出た場合は元金も利子も返却する必要がないとするもので、この制度が海上保険と呼ばれるようになりました。1688年にロンドンで開業したロイズ・コーヒー・ハウスは貿易商人や船乗りがよく通う店で、海上保険業者たちの取引場になっていました。現在ロンドンにある保険市場であるロイズの名前はこれが由来になっています。

近代的な損害保険

イギリスでは1666年にロンドン大火と呼ばれる大規模な火事が起きました。ほとんどの家屋が焼け落ちてしまったために、火災によって財産を失った場合を想定して作られたものが火災保険です。これは海上保険を参考に作られました。当初は家の素材が燃えやすいか否かで保険料を分けており、家賃に含めることで支払い漏れを防いでいました。初の火災保険会社「ファイア・オフィス」は、ニコラス・バーボンという医者が設立しました。当時は保険金を給付して補償するのではなく、焼け落ちた建物の再建することで補償していました。それまで海上貿易を中心に行なわれてきた損害保険制度が陸の上の出来事に適用され、近代の損害保険の前身となりました。

日本の損害保険の歴史

日本では17世紀に海上請負制度という冒険貸借に似たものが取り入れられてきましたが、明治時代からは現代の海上保険と同じ制度になりました。大正時代の関東大震災では、あまりに多くの被害が出たために保険会社が経営破綻するという事例が記録されています。1914年には日本国内では初めての自動車保険が導入されました。第二次世界大戦後は景気の上昇に比例して、自動車購入者数が多くなり、交通事故発生件数も同じように上がっていきました。これを受けて、交通事故傷害保険が導入されました。