ご希望の保険会社情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト保険会社リサーチ

保険会社情報

誘拐保険



保険商品には様々なものがありますが、海外で利用されている保険として、誘拐保険という保険商品があります。

誘拐保険とは

誘拐保険とは

誘拐保険とはその名の通り、誘拐に関して生じる損害を補償する保険商品を指します。誘拐をひとつの事故と捉えた場合、生命から金品まで様々なリスクが生じます。例えば、犯人の言いなりになることで身柄の開放を図るとすれば、身代金の用意が必要となります。また、ネゴシエーターと呼ばれる誘拐犯人と交渉をする専門家、弁護士などの法律の専門家などに依頼した場合も、支払う費用は莫大なものとなります。さらに、誘拐の被害に遭う危険のある人物が、経済的に裕福であることを前提とした場合、ビジネス機会の損失、会社や家族への心理的負担の軽減など配慮が必要となります。これら誘拐から生じる一切の損害を補償するのが誘拐保険です。

誘拐保険が始まったきっかけは、1932年に起きたチャールズ・リンドバーグ愛児誘拐・殺人事件だとされています。初の大西洋単独無着陸飛行に成功したチャールズ・リンドバーグの1歳8ヵ月の長男が誘拐された事件で、その後、1970~80年代にイタリアや南米で企業幹部の誘拐事件が多発したことから、誘拐保険が定着し始めました。現在は、イギリスのヒスコック、アメリカのトラベラーズなど、15社程が誘拐保険を取り扱っています。

日本での誘拐保険

日本の保険会社では、現在は誘拐保険の取り扱いはありません。誘拐保険は、監禁罪(刑法第223条)や身代金目的誘拐罪(刑法第225条の2)などの犯罪を誘発する恐れがあるとして、1978年以来禁止されているためです。しかし、海外の保険会社を利用すれば、日本人であっても誘拐保険を利用できます。海外の保険会社が販売している誘拐保険の多くは、国籍を問わず加入することが可能となっているためです。実際に治安に問題や不安がある国で働く場合などには、誘拐保険に加入しておくのも意義があると言えます。

南欧における誘拐保険の拡大傾向

2013年現在、南欧(イタリアやギリシャなど)では、経済の構造的問題から深刻な景気悪化が発生、失業者が増え、貧富の差が拡大しています。こうしたことから、誘拐事件が増加することが予測され、海外の保険会社では誘拐保険への需要が増える傾向にあります。誘拐保険のシェアは、全体に占める割合は少ないものの、データ上では加入者が増加している傾向にあります。